引越しの際、住所変更手続きと並行して防犯対策を行うことが重要です。特に旧住所への郵便物や宅配は、個人情報の漏洩リスクだけでなく、「まだ住んでいる人がいる」という誤解を与え、不審者の誘引になることがあります。郵便局への転送届は引越し前に必ず行い、1年間の転送期間を活用して徐々に住所変更を完了させましょう。転送期間中も旧住居の郵便受けに郵便物が溜まらないよう、信頼できる人に定期的な確認をお願いすることも重要です。新居では郵便受けに施錠できるものを選ぶことをお勧めします。施錠のない郵便受けは、郵便物の窃盗(クレジットカード・保険証などの個人情報を含む書類の窃盗)のリスクがあります。宅配ボックスが設置されているマンションでは積極的に利用し、宅配業者を装った不審者には玄関ドアを開けずにインターホン越しに対応することが基本です。宅配の代わりに置き配を指定している場合は、自宅前に荷物が置かれる時間を最小限にするよう注意し、長時間放置しないようにしましょう。引越し直後は特に不審者や不審な訪問者が来やすい時期でもあります。業者のユニフォームを着用した人物でも、事前に予約のない訪問には注意が必要で、本当に必要な業者であれば再訪問や電話での事前確認を求めることができます。